部品取りのつもりが…。セイコーデジタルシルバーウェーブ。61個目。
高校時代から持っているデジタル時計のベルトのコマを探していて、先日ようやくネットで見つけたという記事を書いたのですが、その後無事に落札しましたのでさっそくご紹介。

10個の時計がまとめてオークションに出されていて、その中の一つが僕のものと同じベルトが装着されていました。
入札額はずっと1,100円で推移していたのですが、入札終了の数時間前に上昇を開始。
残業中の携帯に、他の人が僕の入札額を上回ったとの通知が届きます。むむ。
終了時刻には帰路についていたので、終了3分前を狙って携帯で入札額を上乗せ。終了時刻が自動延長され、他の人がさらに上乗せ、僕も上乗せ…。それを数回繰り返し、7,750円でようやく落札。ふぅ。予想以上に高くなってしまったがやむを得ない。1個平均だと775円か。

これがうちに届いた時計たち。


電池切れなのか、どれも稼動してません。


左が高校時代から持っていたもの(長いので以下「先輩」)。
右が今回購入したもの(以下「後輩」)。
デザインが違いますが、パネルに書かれたボタンの機能説明がまったく同じなので、中のモジュラー(機械)は同じのようです。


ベルトは予想通りまったく同じ。


「後輩」は、シルバーウェーブという防水性を高めたモデル。
今でも結構ファンがいて、20年前の普通のアナログモデルの中古品がそれなりの価格で落札されています。
だからこれも思ったより落札額が上昇したのか?

さっそく作業開始。
幸い「後輩」の腕まわりには余裕があるので、2コマはずしてもまだまだ使用できます。機械が生きていればきれいにして復活させてあげましょう。


まず、ベルトを洗浄。
本体とベルトをはずしたかったのですが、とめているバネ棒が固まっていてどうしても片側が取れません。強引にやるとあちこち傷がつくため、仕方なく本体をサランラップにまいて水がかからないようにして洗面台で洗浄作業。

こんなやり方はお勧めできません。今回は、古いながらもシルバーウェーブの防水性をある程度見込んでいるのと、仮に多少水分が入っても、この後ケースを開けるのでそこで水分を飛ばせばよいかなと。

 
乾かしている間、水で洗えない本体部分を爪楊枝などで掃除。


裏ブタをあけてみます。

心配そうに見守る「先輩」。


電池を入れると…。

おお、機械は生きていた。
少し錆びが出ていますが、各機能とも生きています。豆電球もつきます。

しかし、片側二つのボタンが固まっていて押せない。
しばらく強制的に動かしてみましたが軽くなる気配なし。
仕方なくボタンをバラすことに。


すごい。ゴミとパッキンの残骸。


ボタンを2つともはずしてごみを落とします。
ボタン用の小さいパッキンを持ち合わせていないのが残念。防水性はがくっと落ちます。
ベルトのコマを2つとるだけのつもりが、なんだかおおごとになってきた。
これが楽しいんですが。


ボタンを戻して、ケースの内側のゴミをとって、電池を入れて…

 
裏ブタのパッキンも新しいのにして…


完全復活!
「先輩」よりむしろ液晶の状態が良いくらい。

ようやくコマの移植に着手。


コマをはずします。
これがまた、ずいぶんバラバラになるタイプだ。ここまできたらこれも洗浄することにして、再び洗面台へ

「先輩」にコマを2つ移して、両方のベルトを組みなおす。2つともちょうどよい腕周りに。
ようやく完成!

これで「先輩」をはめることができる。

ちなみに、このデジタルが表示している時刻が、まさにこのときの時刻です…。午前です…。


あらためて「後輩」の紹介。
セイコー アラームクロノグラフ シルバーウェイブ。80年製造(「先輩」より1年遅れの製造。まさに「後輩」)。
クロノグラフ、タイマー、アラーム機能。ライトはマイクロライト。


直ってよかった。手をかけるとそれだけ愛着がわきますね。
こっちもかなり気に入りました。
さっそく仕事にはめていこう。

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