本日は弊店店頭より、変り種スピードマスターの筆頭とされるジャーマン・ブラザースにお越しいただきました。
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と、いうことで今回もオメガさんになってしまいましたが、これは私がオメガさんのマニアであるからではなく、弊社内よりジャーマンのリクエストがあったからなのであります。 残念ながら1986年に400本限定で発売されたという幻のジャーマン・ムーンフェイズ氏は今回参加出来ませんでしたが、今どき手巻きと自動巻が揃っているだけで珍しいと思いますので、気にしないで進めて参りたいと思います。
1982年、スピードマスタープロフェッショナルで定評のあるCal.861を採用し、全く新しい外装パーツ一式を与えられて登場したジャーマンモデル、何故これが生まれたかについては明らかにされていないようであります。 ただ、ドイツにはオメガサンのファンの方が沢山いらっしゃるということは、ビンテージウォッチの流通の具合いからしてもはっきり分ることで、実際オメガサンにとってドイツは重要な市場のひとつであったと考えられます。 細かいキズが目立ちにくい艶消し加工の肌、凸凹の少ない曲線を基調としたデザインに加え、高度に加工されたしなやかなブレスレットからくる素晴らしいフィット感と手首への収まりのよさは、ドイツ的合理主義を思わせ、なかなかにして興味深いものであります。 手巻きにしては小さく見えるリューズもリューズガードの形状が良く練られており、不慮の事故による巻真折れを防ぐと同時に、辛くて長い(?)手巻きクロノグラフの巻上げに不思議と邪魔になりません。 さらには小さく見えるプッシュボタンのケース外への露出もちゃんと必要分は計算されているらしく、定番のムーンウォッチ以上に操作性に優れていると思えてしまうのです。 風防には硬度の高いサファイア・クリスタルが採用されており、シンプルなダイアルデザインも相まって視認性もかなりの高レベルです。
と、気付けば今回はべたべたにほめ倒しているではありませんか。 本当のこともあまりしつこいとその信憑性が疑われてしまうというのは良くあるお話ですね。
しかし是非このジャーマンモデル、実際にお試し下さい。 この独特に感じられるデザインには全て意味があることに気付かされるはずです。 別に水中にドプンと浸けてしまうわけでなければ、スナップバックの裏蓋でも構いませんよね。
そしてそういえば本日はもう1本ご同行いただいていた時計もあったのですが、このまま続けますと果てしなく長くなってしまいそうですので、残りは次回、また近いうちに。 155.1:423:312:350:258:DSCF0582:left:1:1:このモデル、実際に手に取ってみないと本当の魅力は伝わりません。何かと人に優しいデザインなのです。: